No.5 学校帰りにそのまま旅に出ちゃう

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ーみっちょの旅歴の始まりはいつからなのですか?

 

 旅歴は高2からかな。旅行歴は小さい頃からで、両親にはすごくいい生活や体験をさせてもらってたなぁって思う。国内や国外もかなり旅行してたし、普段ほとんど家族ですごせないから旅行の時間は好きだったんだ。家族みんな一緒で、いつもと違う部屋、違う料理、違う空気。そんな異空間も好きだった。

 高2から転々とし始めたんだけど。カナダに小さい頃に住んでて、その故郷に1人でいこうと思ったのが最初かな。街とか歩いていると懐かしくて!「懐かしい」って感覚だったから、そこからいろんな所にいきたいって欲が湧き上がったなあ。要するに、1人で行った「一人旅」のはずなのになんか物足りなかったんだよね。笑

 

 

 

―それから本格的に一人旅をはじめたのですか?


 次は高3の時に南米に行ったんだよね。なんか自分は南米の雰囲気が好きだろうなって―あのエネルギッシュな雰囲気―。南米って、自然と文化財が入り交じっている地で。文化を感じた上で感じられる「美」を求めてって感じ。

だから高校生の自分でも何か感じられるだろうなって思ったのが、南米だったんだ。
 そんな南米の旅は、どうやったら楽しめるかをすごく考えた旅だった。どうしたら一人旅を楽しめるのか、どうしたら色んな人たちとコミュニケーションとれるのかって。
元々1ヶ月行く予定だったのに、スペイン語は話せないしガイドブックも何も持っていってなかったから(笑)。

 どうしたら自分のもっているものを最大限にみせられて、相手のことも最大限に引き出せるかなって。コミュニケーションがとりたいって想いがとにかく強くて、いろんな人の家にいこうって思ったの。友達の友達は友達って感じでね!

 それで、日本に戻ってきても、やっぱりじっとしていられなくて(笑)。安定した場所にずっといられないんだよね。安定した場所にいると刺激がないから、その分自分が力をつかうの。南米に行ってみて、あまりにも自分の世界が狭いからもっともっと広げよう、生み出そう、蓄えようって想いが強まったんだ。それで、自分のエネルギーを発してみようと東南アジアに行ったの。

 東南アジアって旅人が多いんだけど、やっぱり自分は旅人とのコミュニケーションよりも現地の人との関わりを求めていて。だから、秘境の地とか行ったよ~(笑)。そこでは、日本との違いを考えたな。「価値観の許容」ってやっぱり難しくて、でも、理解した上で現地の人と話せるようになりたいって強く思った。だからまず「言語」を頑張ろうって。家にわけわからない言語の本とかもいっぱいあるよ!

 

 

 

行った先でなにか活動されることもあるのですか?

 

 旅にでていろんな人に影響される中で、アフリカで、あるお医者さんと出会ったのが自分の今の活動に繋がっているかな。どの国も好きだけどアフリカは特に自分にとって大事なところなの。エネルギーも強いし、幸せの価値観について考えさせられたりって。部族の人たちの暮らしにとけこむなかで、その文化を見て知って触れる。明らかにちがう「なにか」があるし、その地の文化を壊したくない崩したくないって想いが強くなるんだよね。アフリカはね~数え切れないぐらいいった!しょっちゅういってる!笑

  日本人がいない環境に入っていって、自分が日本にいて、何ができるのかすごく考えたし悩んだ。いまも悩んでる。「支援」について悶々としたよ~。いまは、訪れた国々で運動会したり、ヨーロッパで医療系の支援をするためのグループつくったりって活動をしてる。トルクメニスタンで運動会した時はね、国営放送デビューした経験もある!笑

 

 

 

―では、あなたにとって「旅」とは何ですか?

 

 観光としての旅行をしている時はまだどこに行くにもホームとアウェーを身で感じていたのね。いまはホームとアウェーを意識しないようにしてる。どこにいても自分のホームだと思えるように。だから、「旅」っていうよりも、そんな感じ。人間は世界中同じであるという考えを基本に持ちつつ、そのうえでひとりずつ違うということを理解しようとしてるんだよね。

 それにね、友達と一緒だとその空間がホームになっちゃうんだよね。できれば、その土地の言語、その土地の習慣、生活の中に入りたいから、そう考えると「旅行」じゃなくて「一人旅」を求めているのかなって。色んな地に触れて、たくさんのお姉さんやお母さんやお父さんに助言をもらって、日本に戻ってくるって。

 私にとっては一人旅するのも普段の生活の一部みたいなもので。みんながいつも近所を歩いているのと同じような感覚。普段の生活のなかには楽しいことも辛いこともあるでしょ。一人旅も一緒。楽しいことばかりの旅行とは違う。辛いこともある…むしろ辛いことがたくさんあるのかもしれない。でも、そのなかで楽しいことが1%でもあれば素敵な生活だなって。旅先で「支援」とかについて悶々とする時もあるけど、それも課題になって日本での生活に生きてくれる。それで自分は旅をしていると色んな人に会って刺激を持ち帰るから、旅をしているときのほうが、自分と向き合う時間がなくて。いわゆる悶々としたものとか、そういうものを持ち帰って落とし込むのが日本なんだ。だから、旅先での気付きはもしかしたら日本でも得られるものかもしれないけど、自分は旅先で色んなものを得て日本に戻ってくるんだよね。それで、このままの力を持て余すのはもったいないから、なにかを生み出そうとしてる自分がいる。それを見極めるために時間が必要なんだよね。まだ3年ぐらいしか世界をめぐってないし、自分には20歳の思考しかないから。

 自分を信じてあげよう自分を応援してあげようって強く私は思うんだ。自分の出した答えを自分で応援してあげよう認めてあげよう、自分で精一杯応援してあげようって。その選択を変えるって決めたら、その選択自体も応援してあげる。海外で「ここはバスを使おう」とかって選択も、自分でするじゃん?そういう、自分で全てを決める事を自然に求められるって点でも私は一人旅が好きなんだと思う。自分の気持ちに正直に生きようって。日本にいるときも向こうにいるときも飾らないようにって意識もしてる。弱い自分も、何かを生み出していける自分も「自分」だって。

 

 

 

―最後に、今後はどのような活動をされていく予定ですか?

 

 どんな人になりたいかなー。まだ悶々としてる。何がやりたいんだろうって疑問が大きいから、それが見つかれば就活するかもしれないし、アフリカに住むかもしれないし、部族の人たちと結婚するかもしれない。

 春休みは日本を駆け巡ってから、カナダとかに寄り道しつつアフリカにいこうかなって思ってる。距離でいったら1ヶ月半で世界一周半しちゃうんだよね。笑

 行く所は、ダーツで決める事もあるんだよね。部屋に世界地図はってあって、シュッてダーツ投げて決めることもあるんだ。お兄ちゃんもそういう人で。リアルダーツの旅ね(笑)。むこうの国に着いて、初めに会った人にダーツしてもらって次行く国決めたりもするよ。日程的に限界がない限り、どこでもいくし。そこに行くためにビザとったりもする!

 いろんな人と仲良くなりたいんだよね。クレイジーな人とか。楽しみ!わくわくしちゃう。自分で行きたい国がもう見つけられなくて、そういうことしてもらったほうがわくわくするじゃん!